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<新型コロナウイルス感染した際の注意>


2023年5月8日より、新型コロナウイルスは2類からインフルエンザと同じ5類になったため、基本的には発熱日をゼロ日として、5日間の自宅待機となります。
ただし、最終日に発熱や咳などの症状が残っている場合は、さらに一日延長が必要で、丸一日無症状の場合、翌日、解除となります。

お勤め先などから、熱が下がったら即、出勤するよう指示されることがあります。
その場合は、職場との相談してください。



自宅でコロナ抗原検査陽性となった場合や、待機期間中でも受診は可能ですが、他の受診者と密にならないよう、ホームペジあるいは電話で予約をして時間通りにいらしてください。
なお、陽性証明書は当院では診断書扱いのため、有料(税込み3,300円)となります。
当院で抗原検査陽性の場合は、スマホ等で写真に撮っていただき、当院の領収明細書に検査項目と検査日が書いているので、一緒に提出すると、証明書代わりに使えるところが多い様です。



<新型コロナウイルスの検査>


新型コロナウイルス単独、インフルエンザ・新型コロナ抗原検査は引き続きおこなっております。しかし2025年10月の時点では発熱の原因が多様となったため、最先端のビオメリュー社のウイルス・細菌核酸多項目同時検査(インフルエンザや新旧コロナ、百日咳、マイコプラズマ、ヒトメタニューモウイルス、RSウイルス、アデノウイルス等15種類のウイルスや細菌検査を16分程度で確認出来ます。費用は3割負担の場合、6,000円近くかかります)を希望者には行っていますが、対象者が限定されるので、診察の上判断が必要となります。

自費で全額(10割)負担となると、2万円を超えますが、希望者には検査可能です。



<新型コロナウイルスの種類>


2025年夏~秋にかけては、オミクロン株の亜型の「JN.1」系統から複数の異なるウイルス系統の遺伝情報が混ざり合ってできた、新しい性質を持つ変異株の「ニンバス(NB.1.8.1)株」や「XFG株」が主流となって流行しています。さらにスパイクタンパクの456番目のアミノ酸がフェニルアラニン(F)からロイシン(L)に、346番目がアルギニン(R)からトレオニン(T)に置換された変異をもつことから、通称「FLiRT」と呼ばれる、「KP.3」「LB.1」「KP.2.3」株が流行の兆しをみせていますが、JN.1対応のワクチン接種で発症や感染を100%防ぐことは出来ない上に、ブレイクスルー感染(ワクチンを接種して2週間以上が経過してから感染すること)も見られるものの、接種者が重症化する例が極めて少なく、JN.1系統対応ワクチンは一定程度効果があると考えて良いかと思います。

(参照:Antibody evasion and receptor binding of SARS-CoV-2 LP.8.1.1, NB.1.8.1, XFG, and related
subvariants)



<新型コロナワクチン接種について>


当院での新型コロナワクチン接種に関してですが、上記の理由から、12歳以上を対象としたオミクロン株JN.1およびKP.2、KP.3を含むその亜系統に対応する、COVID-19ワクチン「コミナティ筋注シリンジ12歳以上用」を、11月1日から予約及び接種を開始することに致しました。

ただ、このワクチンは流通量が少ないため、電話での予約制となり、ワクチン入荷後、接種することになります。

なお、コミナティ以外の、ダイチロナ(国産第一三共製 mRNAワクチン)、コスタイベ(自己複製型mRNA レプリコンワクチン)、ヌバキソビット(組み換え蛋白不活化ワクチン)のワクチン接種及び、インフルエンザ・コロナワクチン混合接種は行っておりません。